Android Studioにて、『プロジェクト名 keeps stopping』と表示され、エミュレーターがうまく機能しない場合の対処法です。
エミュレーターの画面には、下のような画面が出ている状態です。
エラーが起きる原因
Activityファイルなどの名前を、一部のみ変更、追加した場合に発生します。
例えば、下の画像では、初期ファイルである「MainActivity」の名前を『Rename file』によって『MainActivity1』に変更しました。
しかし、この方法では、ファイル名しか変更されていないため、AndroidManifest.xmlファイル内の該当ファイル名部分が変更されておらず、エラーとなってしまいます。
※ファイル名は『MainActivity1』なのに、『Manifest.xml』ファイル内のandroid:nameが『MainActivity』のままで、変更できていません。
解決方法
変更したファイル名を『AndroidManifest.xml』内でも、同じ名前に変更する。
『app』→『manifests』→『AndroidManifest.xml』の順番に開き、該当部分を変更後の名前に修正します。
※今回の例では、『MainActivity』→『MainActivity1』に変更しています。
以上で、エラーが解消されエミュレーターが正常に動作するようになります。
ちなみに
毎回ファイル名を変更するたびに、『AndroidManifest.xml』まで行って該当部分を変更するのは手間がかかります。
そんな時は、Android Studioの機能である『Refactor』を利用しましょう。
※Project ファイル名の上で右クリックすると表示されます。
この機能を利用して、ファイル名の変更を行うと、自動的に『AndroidManifest.xml』内の該当ファイル名も変更してくれます。
わざわざ手動で変更する手間を省くことができ、余計なエラーも防ぐことができます。
今後、ファイル名を変更するときは、こちらの方法で変更することをお勧めします。
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